2013-05-08 第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
そういうことの認識と、同時に、その中で大熊町の消防団の方が、地震の直後と爆発の二度、死を意識したということを松本さんがおっしゃいまして、その上で、あのビキニ被曝の久保山愛吉さんの言葉を紹介されて、「私どものようなこういう悲惨な経験をした者は最後にしていただきたい」とおっしゃいました。私はやはりここに尽きるのではないかと思うんですね。
そういうことの認識と、同時に、その中で大熊町の消防団の方が、地震の直後と爆発の二度、死を意識したということを松本さんがおっしゃいまして、その上で、あのビキニ被曝の久保山愛吉さんの言葉を紹介されて、「私どものようなこういう悲惨な経験をした者は最後にしていただきたい」とおっしゃいました。私はやはりここに尽きるのではないかと思うんですね。
○野坂委員 局長からお話しをいただいた第五福竜丸、お亡くなりになった久保山愛吉さん、私たちもその点についてはよく承知をしておったのですが、私が今質疑をしておりますのは、第五福竜丸以外の漁船員の皆さん、しかも高知県の土佐清水から二百八十七人もいた。
○塚原委員 政務次官にも同じことなんですけれども、今の大臣のようなお答えじゃなくてもよくて、単純に——私の場合は原子力というものを、東海村という私の父親の選挙区に原子力の研究施設ができるのだということを、昭和二十九年か三十年ごろの話でございますけれども伺ったときに、当時はまだ小学生で、ちょうど久保山愛吉さんの第五福竜丸事件なんというのがございまして、そんなのが来たら大変だ、単純にそういうふうに思ったわけです
この結果、二十三名の乗組員が被災しましたし、死の灰をかぶったわけですし、無線長の久保山愛吉さんは、原水爆の犠牲は自分を最後にしてほしいと言い残して亡くなられたわけでございます。 ところが、この問題について二月二十五日付で日本の二つの全国紙がアメリカの国防総省筋の文書をスクープいたしました。
○小沢(和)委員 いま、敗戦直後の時期は大変苦しかったけれどもだんだん整備をしてきた、何か政府が積極的に整備を推し進めてきたように聞こえるわけですが、あの原爆医療法はどうしてできたかと言うならば、この調査室が出した本を見ても、私たちに配っていただいたものを読みましても、あのビキニ事件で昭和二十九年に久保山愛吉さんが亡くなられるというようなことを契機にして非常に運動が盛り上がって、その力の中でこれができてきたということがこういう
久保山愛吉さんの場合はやはり相当の金額になっている。私はこの際、二十一名の遭難者が出て、気の毒にも死亡したのですから、遺族のためには、少くとも原水爆実験によってとうとうなくなられたビキニ患者の久保山さんに、アメリカから補償してくれた程度のところに目標を置いてもらいたい。遺族の諸君は自分の子供や主人の死骸が上らぬために会うこともできずに、実際言うと、今路頭に迷うているのです。
記録も全部とってありますが、その大ざっぱなところを私は運輸大臣にお願いするのでありますから、この点については外務大臣と話し合うて、どうなっておるのだ、弔慰金であったら、久保山愛吉さんがもらったくらいの金額をもらってくれなければ承服できないと思う。同じ日本で赤字だらけの日航でも、もく星号が伊豆の大島に突っかけて落ちたら、二十万円の葬式費、十万円の弔慰金、それで百万円を別に出しておる。
とうとう無線長の久保山愛吉さんはその犠牲となってなくなってしまわれた。そんなような事情でございまして、私どものこうむりました被害を、ごく厳格な意味で一つ調べようじゃないかというので調べた数字だけでも、二十四億七千万円ばかりの被害数字が出ております。これは各県にわたって調べた結果でございます。
特に無線長の久保山愛吉さんは、皆様御承知の通り、あの名医の手厚いお手当を受けたにもかかわらず、とうとう帰らざる人となってしまっております。 一方水産業者の受けた損害の額は、私どもが厳格な立場から公平に算出いたしました額だけでも実に二十四億七千二百七十余万円というような額になっております。
○松前重義君 私は、日本社会党を代表いたしまして、久保山愛吉氏の死因関するアメリカの見解を発表されたのでありますが、これに対して政府の見解をただしたいと思うのであります。 まず第一に、この問題は簡単なる問題ではございません。これを簡単なる問題だと考えるところに今日の正しい政治を誤まる原因があると思うのであります。
本件に関し、本日は特に米国水爆実験によつて被害を受けた第五福龍丸乗組員の一人久保山愛吉君が過日国立東京第一病院において死亡せられましたので、ここに衷心より哀悼の意を表します。 本日は久保山氏の治療を直接担当せられました方々及び死体の解剖を行われた方々の御出席を願つております。 この際一言参考人の各位にごあいさつを申し上げます。
○岡委員 久保山愛吉さんの不幸なる御逝去については、私どもも国民とともに深く哀悼の意を表したいと思うのであります。そこで質問の順序といたしましては、実は厚生大臣の方から御所見を伺いたいと思つておりましたが、安藤国務大臣がお見えになりましたので、順序をかえてお伺いいたしたいと思います。
○柳田委員 先ほどの岡君の質問に関連しますが、先般久保山愛吉氏がなくなられまして、すぐに死体解剖を行われ、肉眼的な所見等を新聞に発表されましたが、その後特に肝臓その他骨髄等の臓器の病理解剖学的な研究が進められておると思います。
久保山愛吉君が遂に亡くなられましたことは、何とも言えない悲惨の極みであります。これは水爆の第一の犠牲者でありまして、政府といたしましても深甚の同情と関心を持つ次第であります。
それはビキニの水爆実験によつて被害をこうむりました第五福龍丸の無線長久保山愛吉君が、人類最初の水爆犠牲者として、去る二十三日逝去されましたことは、すでに皆様の御承知の通りでありますが、このことは我々日本国民として、又水産関係者として誠に痛恨に堪えないところでありまして、皆様と共に深く哀悼の意を表する次第でございます。
このビキニ水爆事件に関しては、非常に本委員会としても熱心に審議をして参りましたのでありますが、今回更に久保山愛吉君の死亡によりまして本件が新らしい事態に立至りましたので強力なる措置を政府にとつてもらうように要望しなければならないと存じます。それでこの際本委員会といたしまして、水爆による水産被害に対する補償に関する決議をいたしたいと存じます。只今案文を朗読いたします。
初めの質問に対しまして、アメリカとの賠償交渉が、この間の久保山愛吉君のああいうようなことがありまして、死んでは非常なことだと思つておつたのですが、幸いに助かりました。万一あれが犠牲になるというようなことになりますれば、さらに考えをかえなければならぬと思つておつたのであります。
しかしながらだんだん様子もわかつて来、ことにこの間の久保山愛吉君が危険状態に陥つたことに対しては少し認識を改めたような傾向もあります。 それから陳謝ということを正式にはして来ませんが、陳謝的の遺憾の意は表しております。この間アリソン大使が外務大臣にあててそういう意味のことは言つて来ておる次第であります。
なおこの際第五福龍丸の無線長久保山愛吉君をお見舞に参りましたので、そのことを簡単に御報告申上げます。 一昨日の委員会で皆さんの御賛同を得ましたので午後一時半私と千田委員、森崎委員が委員会を代表いたしまして東京第一病院に久保山君を訪問いたしました。
それから第二の問題は、久保山愛吉君が重大なる病態に陥つた、それに対しての対策はどうしているかというお尋ねでありますが、これに対しましては、政府といたしましても重大な考えを以て処理いたすべく只今折角方針をまとめつつあるところであります。即ちどうもアメリカの考え方には遺憾があるように思う。つまり認識が不足だと私どもは考えております。
なお、第五福龍丸の無線長久保山愛吉君の病状悪化によりまして、日本国民に大きなシヨツクを与えているのでありますが、この善後措置について政府は今日までに如何なる措置をとつて来られましたか、お尋ねをいたしたいと思います。